ボトムを取った後、ジャークを入れつつ巻き上げる!
ダーティングで爆釣した釣行取材から解説!!


ポイントは左右にダートさせるためのジャークと巻き上げのタイミング!
⇒食わせのタイミングを考えながら加減速を付けて誘おう!!

 どんなルアーでも「見せて、誘って、追わせて、乗せる(食わせる)」、このモードコンバージョンを考えて探る辻原。当然ダーティングにも、この理論を当てはめて、その釣り方を築き上げたのだ。
 「まず見せて誘うってことは『ダーティングジグヘッド』+『ダーティングスティック』で解決できましたから問題ナシ。ボトムに潜むシーバスには、ジグヘッドを落とし込むことでとりあえず見せられる。続いて、誘いに関しては、左右に首を振るプラグの波動が、この時期の口を使わないシーバスには逆効果だと推測し、ソフトな波動ながらもアピールするこのルアー。ロッドを上下左右に動かせば、生エサのようなナチュラルな動きで誘うことができるようになりましたね。後は、どうスイッチを入れ、食わせるかを考えましたよ」。
 こちらも何度も釣行。どのパターンがよく食い付いてくるかを試し、結果、ダートの幅を変えるのがイチバンだとわかったそうだ。
 「それでもルアー自体がシーバスの食い気にスイッチを入れてくれるので、活性が良い日にはタダ単に巻くだけでも食い付いてきたんですけどね…。ただし同じ動きだけでは、やはり魚もコンスタントに反応しない。そこでダートの幅と巻き上げスピードを変えることを実戦。するとシーバスが意図も簡単に口を使いだしてね」と辻原。


ダートイメージとスピードの変化にシーバスはイチコロ!
圧倒的なバイトの数にビックリ!!

画像  具体的にはイラストの通り。ボトムをしっかりとって、エサ(ルアー)がここにあることを知らせる。その後はチョンチョンと穂先を軽くアオり、ひとまず左右にルアーが動くように誘う。それからルアーの動く幅やスピードを変えて、興味を持ったシーバスにイレギュラーなダート見せ、あたかも逃げて行くように誘い焦らせる。シーバスはこの時点でスイッチが入るので、今度はフォーリングしない程度に止めを入れたり、スローまたはより早くジャークを入れながら巻き上げたりして食わせのタイミングを入れる。するとパクッとバイトしてくるってワケだ。
 これを実際目の前で見た高橋は、「このロッドを使うと、ルアーが見えない位置でも、どのくらいの幅でルアーがダートしているかがわかるんですよ」。シーバスのこの状況を見ては黙っていられず直ぐに実践、聞いたままにダートの幅、スピードに加減速を付けると吸い込むような前アタリがくる。そこでさらに大きく、またはスローに動かすとグググッと押さえ込まれるような本アタリ。
 「いままで何で、夏の日中シーバスが口を使わなかったかが、ウソのような高い活性、異常とも言える食べ方をするんで、驚きましたよね。釣れると楽しいから、次はもう少し派手に誘ったりして・・・」と、釣行は本当に楽しんだ様子の高橋はハシャグようにシーバスの動きを語った。


【ダートさせるには…】

 ダートを上手く入れるには、ロッドを下向きに構え、海面側にアオるジャークが、まず不慣れなレベルでは基本となる。
 「この釣りはラインの張りが最重要ポイントです。ラインが張ってないと、上手くダートしませんからね。巻き上げ続けながらジャークを入れるには、ちょっと慣れが必要かもですが、ロッドを下げた時にリールのハンドルを持ち上げ、逆にロッドを上げた時にハンドルを下げるリズムを覚えれば、比較的簡単にマスターできますので、練習してみて下さい。もちろん慣れてるアングラーはトゥィチングでも問題なくダートを入れらます」。
 が、足場が高いポイントが多い陸っぱり。トゥィチングすると、ルアーとの距離が離れてしまったり、風の影響でラインがはらむことがありやりにくいこともあるので、T.P.O.で変えてる工夫も必要となるので、マニュアル通りを実践しつつも現場判断が求められるのは、このダーティングだけにあらず釣りの基本とも言えよう。
 キーポイントは、ジャーク幅と巻き上げのタイミング、そのスピード調整!
 これをマスターし、+工夫できれば、真夏の日中シーバスをゲットしたのも同然だ。


アタリの出方は明確
⇒フッキングまでの流れを覚えよう!

画像  高橋が話したように、ダーティングでは前アタリがわかるのが特徴だ。「シーバスは後ろから吸い込むようにベイトを捕食します。誘いながら巻き上げてると、フッと巻いている感触がなくなるとか、急にルアーの重さが感じられなくなった時は要注意。典型的な前アタリだから」と基本のイメージを。
 この前アタリが出たら、ジャークの幅やスピードを変えて食わせのタイミングを入れる。その後ググッと来たら、ロッドを立ててフッキングするか、そのまま巻き続けて完全に重みが乗るまで待てば、勝手にフッキングが実に興味深いポイントと言えよう。


【レンジ(タナ)の見極めはカウントダウンなどでわかる】

 シーバスの捕食のレンジ(タナ)は、ボトムを取ることで必然的にわかる。
 「斜めに引いてきますから、ある程度の高さがわかりますよね。イマイチ良くわからないと言うアングラーにはカウントダウンがオススメです。何秒でボトムまで届くかをチェック。そして何秒くらいくらい巻き上げたとことろでアタッて来るかを覚えておけば、逆算して大体のタナの深さ(キャストと回収の軌道は違うが、おおまかには)がわかりますよね。また逆にキャスト後、上から3秒間隔で回収したりしてもわかる」とは辻原。
 ダーティングの基本は、ボトムに潜むシーバス狙い。あまりタナに左右させずに探りまくって欲しい、と彼は続けたのだ。


シーバスはエラ洗いで抵抗する
⇒やりとりのコツをつかもう!

画像  海面を割るように激しく首を振って、フック(ハリ)掛かりを外そうとするシーバス。この動きをエラ洗いと言い、シーバスファンにはたまらない一瞬の出来事と言われている。
 が、確実に取り込むには、この動きを止めるのが得策だ。なんたって相手は必死。アングラー側のラインテンションが緩むと、オサラバ〜ってことにもなりかねない。「飛びだす前は、大体が浮かんできます。そんな時は魚の動きに対して正反対の行動をとること。ロッドの穂先を海面に入れて、魚を浮上させないようにすると、エラ洗いは回避出来ますよ」と、写真でも分かるように、その実践を見せる高橋は言う。


さらに数を伸ばすコツは…
⇒ワンポイントアドバイス!
【表層まで追いかけてきたシーバスを釣るには…】

 シーバスは1匹掛かると、表層までそのシーバスを追って他のシーバスが表層まで上がってくる時がある。こんな時はダーティングルアーを穂先よりちょっとタラシ、すぐさまその場で8の字を書いてアピールするのが効果的。
 「表層でバラシた場合も同様で、相手スイッチが入ってる状態です。このルアーしか見えてないので、食い付いてきますからね」。
 それだけに、このルアーのアピール力は優れているってことだぞ。


【アタリはあるが、なかなか食わない場合は…】

 こういう状況を考え『ダーティングジグヘッド』には、ラインを結ぶアイ(輪)の他に、フック(ハリ)のチモト(元)部にもう一つのアイが付けられている。
 「トレブルなどのアシストフックが付けられるように設計したんですよ。ここにフックを付ければハリ掛かりの確率が高くなりますから、食い渋りなどにも効果があると思ってね」。
 またスローにルアーを動かしたい時にもこのフックを付けることは有効だ。
 「フックを付ければ、水の抵抗を受ける。必然的に同じように狙っても巻き上げスピードがその抵抗で遅くなる」と言うワケです。
 さまざまなスピードで探るのがダーティングの基本かな。


【ラインチェックはマメに!】

 ボトムやストラクチャー周りを狙うダーティングは、根ズレが付き物。マメなラインチェックは行うこと!
 「傷ついたラインで釣りをしてて、もし大物がかかったらどうなりますか? キズから切れたら目も当てられないですからね。コマメにチェックしましょう!」。


※陸っぱりから手軽にエントリーでき、時間を選ばず楽しめるダーティング。シーバスファン以外のアングラーも、ぜひチャレンジして、夏をさらに満喫してね!


今回お世話になった船宿は
東京都江戸川区『海動』

画像 東京湾のシーバス釣りはお任せ! の『海動』。
機動力溢れる小型のボートを起用。大型船では攻められないポイントを攻め、圧倒的な釣果を約束。シーバス釣りが存分に楽しめる話題の船宿です。キャプテンの川和さんは、気さくでアドバイスも的確。頼れる兄貴と言えま〜す!
連絡先 TEL 03-5666-9159
HP http://www.kaido1091.com/



※ダイワ精工株式会社様、HYPER WAVE製作者様のご好意により
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