一般的にメバルは、カサゴやアイナメなどの「根魚」、すなわち「ロックフィッシュ」と同じグループに入るが、習性がちょっと異なるって考えて欲しい。
「まずカサゴのように単体では行動しない。メバルは群れで行動します。また回遊性の魚で、特に夜はベイトを追って活発に泳ぎ回るんですよ。つまり狙い目は夜ってことになりますね」と辻原伸弥は言う。
警戒心が強いのに、好奇心旺盛。ルアーへの反応もすこぶる良く、活性が高い時は表層でボイルを起こすので数釣りも可能。
しかし、潮がちょっとでも変わったり、場所が荒らされると急に活性が落ちるなどナイーブな面も持ち合わせている繊細な魚とも言えるのだ。
釣期は別表の通りで、真夏が終わると釣れ始め、晩秋から翌年の春いっぱいまでが好釣期。
「1〜2月は産卵のための荒食いを始める時期。エントリークラスのアングラーはもちろん、入門するにも最適なので、ぜひチャレンジしてもらいたいですね。アベレージは15〜20cmと小さいですが、その引き込みはシャープでスリリング。もし同じ大きさならシーバスよりも引く魚ですからね」と彼。
狙い目は、海藻がよく茂った根周りや消波ブロック、ゴロタなどのストラクチャー周り。小魚が溜まる潮目や常夜灯が照らす灯の切れ目周りなども絶好のポイントで、そこに潮が通れば、一級ポイントとなる。
「活性が高いと意図も簡単に釣れますが、デリケートな魚だけに食いが悪くなると頭を抱えてしまうこともある。メバル釣りは本当にアツクなり、かつ楽しませてくれるゲームと言えますよ」と辻原伸弥は教えてくれた。 |