攻略パターン1
基本のジグヘッド+ソフトルアーを使ってタナを探り、まず1匹を目指す!

画像  辻原がオススメするルアーはどれもが特性があり、そのルアーじゃないと食ってこない場合がある。が、タナを探ると言う意味では、ビギナーはもちろんベテランでもジグヘッド+ソフトルアーを用いる場合が圧倒的に多いのがメバリング。これはスローシンキングミノー、メタルジグより扱いやすく、ポイントのある程度の距離までをカバーでき、スイミングからストラクチャーにタイトに落とすこともできる。いわばパイロット的な使い方が出来るメリットがあるからだ。
 で、さっそくタナの探り方と行きたいところだが、『月下美人』シリーズについて整理しておこう。


オールラウンドのジグヘッド+ソフトルアー
★月下美人のジグヘッドには「SWタングステンロックフィッシュジグへッド」がある

画像  一般的なジグヘッドは、以前からラインアップしている「SWロックフィッシュジグヘッド」と言える。ヘッド部にグロー(蛍光)塗装とリアルなアイ(目)が付けられたタイプで、より目立つように作られている。 重さは0.5g刻みで、0.5〜3gまであり、フックも番手が細軸から超細軸の4段階に分けられている。このセレクトは魚の大きさや、その時のフッキングの感じで変えるのがセオリー。通常は♯8番を使い上下させる。
 月下美人シリーズからリリースされた「SWタングステンロックフィッシュジグヘッド」のメリットは、比重が大きい点にある。「比重がためにヘッド形状が小さくなり、その結果感度が良くなり、また飛距離もアップ。食い渋りやポイントのさらに奥を攻める時に役立ちますよ。極々小さいアタリを見逃さないのは、より魚と出会うチャンスが増しますからね」と辻原は言う。
 こちらのウェイトのバリエーションは「1・1.5・2・3g」で、フックの番手は3段階(超細軸#10、超細軸#8、細軸#6)に分けられている。


★ソルトルアーは4タイプ(月下美人シリーズに2タイプ、他シリーズに2タイプ)

 『月下美人』シリーズのソフトルアーは、『月下美人 ビームスティック』『同エディーム・クレセント』の2タイプがあり、どちらもメバルが好むテールアクションで誘うことができる。
 フグなどのエサ取りに噛まれても切れにくい素材のビームスティック、強力集魚剤入りで水中で瞬時に拡散しアピールし、オマケに超分解なので万が一海中に放置されても9週間後には自然分解されるエディーム素材を使用するクレセントがあるのだ。
 また、以前から発売されている『ロックマスター ソニックテール』『同ビブロフィン』もメバル釣りには持ってこい。それぞれグロータイプやパールホワイトにブラックが用意され、魚の活性に合わせ使い分ける理想的なラインアップ。カラーチョイスはページ下部『各製品の詳しい説明』を参照して下さいね。


〈ソフトルアーのセット法〉

画像  写真のようにソフトルアーの頭側のセンター部にハリ先を刺し、フックの軸がカーブしている懐まで真っ直ぐ刺し込む。懐の真ん中を過ぎる辺りから、ハリ先を胴側に抜ききり、後はヘッドの付け根までソフトルアーを押込めば完了だ。最初は戸惑うかもだが、これは慣れれば直ぐ出来るようになる。
 完成型の写真見て練習して下さいね。


辻原式メバルの合理的記実践的タナ探り法
まずはボトムが取れる重さのジグヘッドで始め、
ルアーのスイミングで活性が高いメバルのレンジを探し出す!

画像  前記したようにメバリングは、メバルがどこのレンジ(タナ)にいるかを探るゲームでもある。イラストのようにメバルがいるレンジにルアーがゆっくり水平に通れば、魚は難なく釣れるのだが、探り方はウエイトがあるジグヘッドを水平に、しかもゆっくり引くのは意外と難しいのが事実…。そこで辻原のアドバイスだ。
 「イラストにもある通り、探る順序は水面直下から徐々にボトム寄りに探って行くのが理想です。ビギナーは表層こそ見えるのでなんとか出来るが、中層は見えないうえ、潮の抵抗での糸フケなどもあるので慣れないとキビシイ。まして水平に引く感覚がわからないハズ。そこで表層の次は、ボトム狙いに移行します。確実に底が取れるウエイトのジグヘッド(3gからを目安)を使い、ジグヘッドが着底したら、ホントにスローで引いて、根掛かりがするようなら少しスピードを上げる。この繰り返しをしながら平行に引ける速度を掴むんです。ちなみに中層は、ボトムにたどり着くまでの時間が何秒かを数える。例えば20秒なら水深の半分は10秒と言ったように、カウントダウンで層を分割し、ボトムで慣らした速度で引けばほぼ水平に引けてることになりますから」。
 これは実に合理的な探り方で誰もが出来る。チャレンジしてメバルのタナを探り続けよう! おっとルアーキャスト後のロッドを構える位置だが、ルアーが狙いたいレンジまで沈んだらロッドを立ててリトリーブ開始。ルアーが近づくにつれてロッドを徐々に寝かして行くこと。


よりスローに引いてメバルを誘う! ジグヘッドを軽くして攻撃的に探ろう!!

 メバルは、よーくルアーを見せることが重要な誘いとなり、追わせて食わすのがセオリー。どうしても重いジグを水平に引くには、軽いジグに比べると速く巻くことになり、これは誘いの点で考えると不利になる。そこで少々慣れたら、徐々に軽いジグヘッドに変えて練習して欲しい、とは辻原。
 「潮の変化などで急に活性が落ちることがあるメバル。繊細な魚だけに、この誘いが長い程有利になるんですよ。プロダクティブゾーンを長くとると言いますが、これが長くなるうえ、ジグヘッドが小さくなると感度も上がりますから本当に効果的な攻め方になるんですよ。ちなみにこれでもバイトが無いようならタングステンに変えるなどして探ってみて下さい」と辻原。
 またストラクチャー周りにタイトに落としてもジグヘッドは効果がある。「ジグヘッドは円運動をしながら落ちていく。このフォーリングで食ってくるともあるので、この場合はラインの走りなどでアタリをとらえて下さい」と彼は締めた。


攻略パターン2
高活性はもちろん、低活性でも威力を発揮!
比較的大型がヒットしてくるスローシンキングミノー
『月下美人 夜叉5S』も必携!

画像  小魚を追うシーズン、エリアによって、またメバルの活性が高い時などは、ミノープラグが威力を発揮することが多い。
 『月下美人』シリーズのミノー『月下美人夜叉(ヤシャ)5S』は、スローシンキングタイプ。これはゆっくり沈んでいくので一定のレンジをキープしやすく、カウントダウンによる幅広い攻略が可能。
 「これまでのメバルのミノーゲームは、トラウト用のルアーを代用していたんですが、この『月下美人・夜叉』は、メバルゲームのために作られた専用ルアーです。だからカラーリングもメバルが好む色で作られていますし、リトリーブした時のウォブリング(左右に振りながら動く)も、タイトで振り幅が抑えてある。つまりメバルがスレないで追いかけてくるので面白いように釣れ、なぜか掛かると大型が多いんですよ」と辻原は言う。
 活性が高いメバルは、傾向として中層より上でベイトを捕食をしている。このルアーは基本的に中層まで沈むタイプだけに、テンポよく効率良く数が伸ばせるってワケだ。
 その他の特徴などはページ下部『各製品の詳しい説明』をクリックしてチェックしてね。


より一定のタナを引くことに長けているスローシンキングミノーの特性を行かして誘う!

画像  沈降スピードが遅いから、一定のタナをキープしやすく、かつスローリトリーブ出来る『月下美人・夜叉』。
 辻原は「水面でボイルしているような場合、魚の活性がいい証拠でもちろん使います。が、活性が悪い時も使っていますよ。プロダクティブゾーンを長くとるのは最大の誘いです。このミノーはジグヘッド+ソフトルアーよりゆっくり引いても沈みませんから、長くルアーを見せられるから効くんですよ」。
 またフォーリング性も武器になると言う。「センターウエイトなので、ヒラヒラとヒラを打ちながら平行に落ちていくんですよ。ジグヘッドの円運動しながらのフォーリングも効果がありますが、あきらかにヒラを打つ方がアピール性が高く、魚も捕食しやすいですからね」。
 ジグヘッドで探っている時、いきなりスイッチが入ったように活性が上がる場合もあるので、『月下美人・夜叉』ヘルアーチェンジ。「タナさえ判り、ガンガンとアタってくるような場合は活性が高いと判別できますからね」。
 こちらもマスターすると釣りが有利になること間違いなしだ。


画像


◆辻原からの参考になる「ちょっとした」アドバイス◆
★釣り座が高い時はロッドを海面側に向ける★

画像  極端に足場が高い場合は、最初からロッドを海面に向けて動かさず、リトリーブすること。ジグヘッドで説明したロッドの構えでルアーを引くと、高さがある分、糸フケが出て一定の層で、かつ水平に泳がせることが難しくなるからだ。
 「慣れの問題なんですが、ロッドを立てるのはあくまでも基本。ロッドを海面に近づければ近づく程、糸フケは出ない。ボクは釣り座にヒザ立ちして、より海面にロッドを近づけることもしますからね。通常はそんなに足場が高くはなく、ルアーが見やすいからロッドを立ててを教えたまで。基本的には、やりやすい方で行なって下さい」と辻原は言う。


★ルアーチェンジはマメに行なおう★

 メバルは目が良いだけに、ルアーにスレやすいと覚えて下さい。爆釣時でも徐々にアタリの感覚が離れていったら要注意。即カラーチェンジです。
 辻原曰く「これで時合い(良く捕食する時間帯)が伸びたってことは多々ありますから。ボクはジグヘッドを変える度にルアーのカラーを変えて探っています。これって一石二鳥で、その日のパターンが速くわかりますからね。
 ちなみにカラーはグローが定番ですが、辻原オススメはブラック。濁りでも澄み潮でも、昼夜を問わず食ってきますよ」。


★リトリーブの速度を変えて誘うのも効果的★

 ゆっくり水平にルアーをリトリーブするメバリングだが、引き方にアクセントを付けるのも効果的と彼は言う。「絶対に止めちゃ行けませんが、途中でスピードを変えるのはアリです。ベイトがいつも一定の速度で泳いでいるとは限りませんからね。そしてこれが最も威力を発揮するのが、ショートバイト(突くけど食わない)の時なんですよ。コンコンコンとアタリがあるのに乗らない場合は、ジグヘッドの重さを小さくする方法もありますが、スピードの加減速も実績が高い。これは逃げそうと思わせたり、逆に止まるようにして魚を焦らせるのと、食いやすくする効果があるとボクは思ってます」。
 ぜひとも試して釣果を伸ばして下さいね!



※ちなみにここまでに触れたルアー(ジグヘッド+ソフトルアー、シンキングミノー)でも釣りは可能です。で、さらに釣りの幅を広げる意味でメタルジグもありますが、最も活用する場面は風の強い日とも言えます。このメタルジグに関しては、来月の更新の際に説明することをお約束しましょう。


各製品の詳しい説明はココをクリック

ジグヘッド
SWロックフィッシュジグヘッド
(月下美人)SWタングステンロックフィッシュジグへッド
ソフトルアー
月下美人・ビームスティック
月下美人・エディームクレセント
ロックマスター・ソニックテール
ロックマスター・ビブロフィン
ミノー
月下美人・夜叉5S


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続いて 【メタルジグの活用法と、デイ・メバリングのすすめ】
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※ダイワ精工株式会社様、HYPER WAVE製作者様のご好意により
HYPER WAVEページを転載させていただいております。


11月29日更新分